雑兵物語・おあむ物語 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
「雑兵物語」は下卒練武の要訣として江戸時代を通じて心ある武人の間に珍重された書,雑兵30名の功名談,失敗談,見聞談等の形式を借りたいわば物語,戦訓である.「おあむ物語」「おきく物語」はいずれも干戈の際城中に在った女性の体験を記した書として興味あるとともに口語史上注目さるべき書.
内容(「BOOK」データベースより)
「雑兵物語」は足軽・草履取りなどいわゆる「雑兵」の功名談をもとにした一種の戦陣訓。関ケ原の合戦、大坂落城の見聞録二編を併収。
源氏物語と日本人―紫マンダラ (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
110万部突破!!講談社+α文庫の 河合隼雄の本
内容(「BOOK」データベースより)
心理療法家・河合隼雄は語る。「これは光源氏の物語ではなく、紫式部の物語なのだと思うようになった。千年も以前に、これだけ『個』ということを追求した一人の女性がいたという事実に興奮してしまって、しばらく眠ることができなかった」と。心理療法家の目はそこに、いま日本人が直面している生き方の問題を解くカギを提示する。母性社会に生きる日本人の課題図書。
枕草子〈下〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
内大臣伊周から中宮定子に献上された料紙。それを賜った才知あふれる女房、清少納言が書き記した回想・随想は、宮廷の生活を鮮やかに描き出した。『枕草子』―千年の時を経た今も失われることがない瑞々しさを、語釈・余説を参照しつつ、現代語で読む。本巻は、本文の全訳注に加え、年表・系図・人物一覧・章段索引など、利用の便となる付録を収録する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上坂 信男
早稲田大学文学部(旧)卒業。元早稲田大学教授。文学博士
神作 光一
東洋大学大学院修了。東洋大学名誉教授(元学長)。文学博士
湯本 なぎさ
共立女子大学大学院修了。桜美林大学非常勤講師
鈴木 美弥
東洋大学大学院満期退学。東洋大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
源氏物語ハンドブック―『源氏物語』のすべてがわかる小事典 (単行本(ソフトカバー))
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、『源氏物語』の奥行の深い世界に入りこむための道案内に、との願いから企図された。具体的には、内容や作中人物の意味するところ、また場面や表現・言葉の意義、さらには物語と作者の関係、そして享受の問題にも及んで、多角的な視点を設けて記述した。
内容(「MARC」データベースより)
古典の中で最も親しまれている源氏物語全54巻をわかりやすく解説。あらすじと鑑賞、登場人物、紫式部と源氏物語、物語の生活環境、「源氏」学の変遷、重要語句などを詳しく説明する。年表・図版も充実。〈ソフトカバー〉
百人一首への招待 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
正月のかるた遊びとして日本人に広く親しまれてきた百人一首。だが、その成立事情や選歌基準には今なお多くの謎が残されている。本書は、国文学研究者の立場からその成立の謎に迫るとともに、従来の現代語訳にとらわれない斬新な解釈を試みる。また、コミックやスナック菓子など身近にある百人一首グッズやかるた遊びの歴史を通して、現代に生き続ける和歌の世界を屈指の百人一首コレクターならではのユニークな視点で紹介する。
なぞって書く、穴埋めで詠む百人一首―あなただけの歌が生まれる (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
歌を詠むコツをつかみたい。歌道の入り口となる画期的な一冊。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大伴 茫人
1952年東京生まれ、京都大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
万葉秀歌〈下巻〉 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
万葉集はわれわれ誰もが読むべき宝典であるが、巻二十まで読破しようというのは並大抵のことではない。歌壇の第一人者が、四千五百有余のなかから、すぐれた歌を選び、誰もが理解でき、味わえるように平易簡潔な解説を付した本書は、万人のための「万葉集入門」であると同時に、「万葉集精髄」を実現したことにもなる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
斎藤 茂吉
1882年‐1953年。1910年東京帝国大学医科大学卒業。専門は精神医学。歌人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
完本 八犬伝の世界 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
構想の雄渾、趣向の巧緻、文体の華麗、人物造型の玄妙、考証の厳密、エピソードの耽美・古怪。この長大な物語には欠けるものがない。豊富に付された口絵や挿絵もまた、本文と同等の工夫をもって配されているから、画文渾然、伏線は錯綜し、仕掛けは曲折して、作品全体がいわば一個の巨大な図解宇宙誌の観を呈する。謎は多く、秘密は深い。読者に最高度の学識と想像力を要求するこの種の作品を堪能するには、手練の周到な読みを俟つにしくはない。稀有の伝奇ロマンの魅力を、徹底的な細部へのこだわりと構想全体への目配りをもって論じ尽くす、著者積年の研究の集大成。図版多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高田 衛
1930年、富山県生まれ。早稲田大学大学院修士課程、東京都立大学大学院博士課程修了。東京都立大学名誉教授。近畿大学文芸学部教授を務めた。専攻、日本近世文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
源氏の男はみんなサイテー (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
なぜ『源氏』の男たちはかくまでサイテーか?『源氏』の男たちは、「親子関係」の中でとらえて初めて、その男女関係も理解できるのだ。『源氏』は愛の物語、親子関係と恋愛関係、愛という同じ穴のむじなに生きる人たちの物語である。それは読み手の恋や親子関係に重なって、私たちの心をほぐし開いていく。幸せって何?という問いかけをはらみながら。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大塚 ひかり
1961年神奈川県生まれ。古典エッセイスト。早稲田大学で日本史学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
枕草子 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
冷静で細やかな観察,才気煥発な筆致によって,わが国随筆文学を代表する一書として,本書はあまりにも有名である.一段一段の文章から,平安時代の生活と感覚の具体相を,万華鏡を見るようにうかがい知ることができ,また筆者と中宮定子との美しい魂の触れあいが,この草子の文学的香気をいっそう高めている.
--このテキストは、
単行本
版に関連付けられています。
内容(「BOOK」データベースより)
冷静で細やかな観察、才気煥発な筆致によって、わが国随筆文学を代表する一書として、本書はあまりにも有名である。一段一段の文章から、平安時代の生活と感覚の具体相を、万華鏡を見るようにうかがい知ることができ、また筆者と中宮定子との美しい魂の触れあいが、この草子の文学的香気をいっそう高めている。
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